透き通るように真っ白でつややかなお肌は、女性にとって永遠の憧れ。
そんなお肌を手に入れるべく、日夜お肌のお手入れに励んでいられる女性も多いかと思います。
しかしその思いとは裏腹に、シミやそばかす、ほうれい線など、肌の悩みはなかなか尽きませんよね。
シミやそばかすならお化粧で隠すことはできますが、ほうれい線となるとお化粧でのカバーは難しいもの。
そんな悩みのタネになりがちな、ほうれい線。
そもそもほうれい線ができる原因について、ご存知でしょうか?
今回はこのテーマについて解説していきます!
ほうれい線ができる原因
ほうれい線は、年齢とともに頬の皮膚がたるむことが原因です。
たるみが原因なので、厳密に言えば、ほうれい線はシワではありません。
では頬の皮膚がたるむことは、どうして起こるのでしょうか。
実は原因はひとつではなく、様々なものが存在しています。
ここでは特に代表的な5つの原因について解説していきます。
1.乾燥による潤い不足
お肌の乾燥は美しい肌の大敵、ということは女性なら誰もが知っていることですね。
そして肌の乾燥には、加齢が関係してくることもよく知られています。
事実として、人間は年齢を重ねるにつれ、お肌の中の水分量はどんどん低下していきます。
水分量の低下は、お肌のたるみやハリの低下の原因になり、そしてほうれい線の原因になります。
原因を作るだけでなく、乾燥は肌のターンオーバーを乱し、ほうれい線をよりくっきりと出してしまうのです。
肌の水分量を保つために、ほうれい線の予防のために必要なのは、保湿力がある基礎化粧品を使うこと。
コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなど、肌にハリを与えるような成分があるものを使いましょう。
2.加齢による肌のターンオーバー力の低下
人間の肌は一定の周期で細胞が生まれ変わりをしており、この働きをターンオーバーと言います。
このターンオーバーには、生活習慣と年齢が影響しています。
特に年齢はターンオーバーの周期を変えるのですが、加齢によって遅くなっていくことが知られています。
個人差はありますが、ターンオーバーの周期として20代では28日、30代〜40代では45日程度が目安とされています。
ターンオーバー力が低下すると、コラーゲンの生成をはじめとした肌を美しく保つ能力が弱くなります。
その影響が徐々に表皮に現れて、ほうれい線となってしまうのです。
そのため、ほうれい線の対策には肌のターンオーバーを促していく意識が必要不可欠。
しかしながらターンオーバーの周期は早ければいい!というものではありません。
早すぎても大人ニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。
生活習慣の改善を心がけ、肌のターンオーバーを自分に合った周期へ整えていきましょう。
3.紫外線ダメージ
お肌のシミやの原因になったり、日焼けの原因となる紫外線。
実は紫外線はシミの原因だけでなく、ほうれい線の原因にもなるんです。
シミやシワ、ほうれい線をはじめとする肌の悩みと言えば、加齢が原因という印象が強いですよね。
しかしながら、近年では加齢よりも紫外線のダメージの方が大きな影響を与えているという研究結果もあります。
紫外線はA波とB波の2つに分けられ、ほうれい線の原因となるのはA波です。
このA波は波長が長いため、肌の奥深くまで到達し、コラーゲンなどの肌のハリを保つ成分を破壊してしまうのです。
そして肌の成分を内側から破壊してしまうので、時間が経ってから肌の表面に影響が現れます。
そのため、紫外線対策は早急に行うことが、ほうれい線の対策にもなります。
もちろん紫外線の強い夏だけでなく、一年を通してしっかりと行うことが大切です。
4.表情筋の衰え
先ほども述べたように、ほうれい線の原因となるのは顔のたるみです。
その顔のたるみは、表情筋の衰えにによって引き起こされます。
表情筋とは、目や口など顔を動かすための筋肉で、その数は30以上もの筋肉になります。
それが動くことによって人間の表情は作られるのですが、普段の生活では表情筋の半分も使われてないという研究結果があります。
更にデスクワークが多い仕事をしていたり、無表情で過ごすような時間が多い日常生活を送っていると、表情筋は弱まります。
そして表情筋の衰えの原因としてもうひとつ挙げられるは、加齢。
若いときの表情筋は強いので、顔の皮膚や脂肪をしっかりと支えることができます。
しかし年齢を重ねるにつれ表情筋が弱まることで、顔の皮膚や脂肪が下がってきて、ほうれい線ができてしまうのです。
表情筋の弱まりはほうれい線だけでなく、シワや毛穴の開きなど、多くの肌トラブルの原因になります。
5.生活習慣
普段の生活のちょっとしたことが、実はほうれい線の原因を作り出していることもあります。
何気なく、自覚なしに、こんな行動を取っていないでしょうか。
例えば、パソコン作業をしているときの姿勢、前かがみになっていませんか?
前かがみになると、頬がたるみやすくなり、ほうれい線ができやすくなってしまいます。
ついつい癖で、頬杖をついてしまってはいませんか?
頬杖は顔の皮膚に圧力がかかり、顔のたるみができる原因に。
頬杖はそれだけでなく、歯並びにも影響を与えてしまいます。
忙しいからと言って、食生活が乱れてはいませんか?
健康な身体、美しい肌を作るのに大切なものは食事です。
ご飯代わりにお菓子を食べたり、食事を無理に減らしたりすると、肌トラブルを引き起こす原因になります。
また、タバコを吸うことで全身の血管が収縮してしまい、細胞に酸素や栄養が届きにくくなります。
これは代謝の悪化、ひいては肌質の悪化につながります。
ほうれい線だけでなく、肌のくすみの原因にもなってしまうんです。
喫煙は美肌づくりを阻害してしまうので、美肌を手に入れたい!と願うのであれば習慣を改めていきましょう。
このように、ほうれい線の原因には普段の生活が密接に絡んでいます。
つまりどれかひとつを改善すれば、ほうれい線の問題は全て解決する!というものではないということ。
ひとつひとつの原因と向き合って、少しつづ改善していきましょう。
ほうれい線の対策方法2つ
こんなに原因があるんだもの、ほうれい線ができてしまったら仕方がないのか…と諦めていませんか?
原因があるということは、改善策や予防策も存在するということです!
今回は簡潔に、2つのポイントに絞ってご紹介します。
1.ほうれい線に効く基礎化粧品を使う
まずは最初に、基礎化粧品を使ったほうれい線の対策をオススメしたいと思います。
しかしながら様々な商品があるために、どれを選んでいいのか分かりませんよね。
1位の「アヤナス」は、長く日本の女性に愛されてきたポーラ・オルビスから販売されているものです。
ランキングを参考にして、ぜひご自身に合った基礎化粧品を取り入れてみてくださいね!
2.表情筋を鍛える
また表情筋を鍛えるような、自分でできるマッサージやエクササイズも効果的。
こちらの記事では簡単に、続けやすいマッサージ方法をご紹介しています。
スキンケア用品を使うだけでなく、マッサージも並行して、ほうれい線対策を行っていきましょう!
今日のその小さな行動が、未来のあなたの美しさを作ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ほうれい線の原因について解説しました。
原因については複数の要素があるので、ほうれい線が気になる場合は自分の生活や習慣の見直しが必要です。
そして、ほうれい線対策に効く化粧品の使用、簡単にできるマッサージなど、無理のない範囲で対策に取り組んでいきましょう。
ほうれい線のない美しい肌を手に入れるためには、普段の生活からコツコツと行動していくことが大切です。
この記事が、あなたの悩みの解決に役立ちますように。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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